ときめいてやちむん

盛り沢山でお待ちしております

春休みに那須とあわせて伺った栃木県那珂川町。
その頃はまだ桜が満開前でした。

今回は家族で、いつもお世話になっている 馬頭広重美術館に併設してある @jozo_cafeへ。
店主である五月女さんが作家さんとの信頼関係によって、沖縄の窯元から直接仕入れた大切な器をドキドキしながらじっくり選ばせて頂きました。


読谷山焼 北窯の松田米司さん, 共司さんを中心に、宮城正享さんの白イッチンの器も少し。

「用の美」民藝としての魅力溢れる器たち。
荷解きしながら、どれもこれも使ってみたくなってしまいました。そそられる器たち揃いです。


五月女さんとのご縁をいただき、urarakaでやちむんをご紹介させていただくのも今回で4回目となりました。
回を重ねるにつれて、どんどんやちむんのことが好きになっています。


「良い器」の定義は様々あると思いますが、今のところ私の中では「盛りたいお料理がすっと浮かんでくる器」です。
私自身苦手意識もありあれこれ作れるわけではないのですが、これに角煮のせたいな〜とか、良い意味で刺激される器。作ってみようかな、とちょっと背中を押してくれる器。それが一番だなぁと思っています。

料理を盛った時に「やっぱりいいな〜」としみじみ嬉しくなる器。
やっぱり器はお料理が乗って完成する存在だと思っています。


昨夜も夕飯を盛りながら、お気に入りの器は所作とかお料理への心持ちを少しピッと正してくれる気がしました。
どうせなら ささやかでも美味しい料理を、どうせならキレイに盛りたい。そんな風にちょっと背伸びした意識を持たせてもらえる。
良い器によって新たな料理にワクワク挑戦できたりする。
なんか器ってすごいじゃないかと、近頃あらためて見直した次第です。


いつのタイミングにしようかと、あれこれ考えていたのですが、せっかくならなるべくたくさんの方に手にしていただきたいと思い、GWに合わせてスタートすることにしました。
(GW明けてもゆっくり展示させていただきます)

盛り沢山のGWになりますが、一度と言わず二度三度足を運んでいただき、めいいっぱい楽しんでいただけたらと思います。


いつもとは違った雰囲気のurarakaでお待ちしております。


ときめいていただけますように。